2012年08月20日

今年のちょっこし怖い話Part1

お題「階段の靴跡」

私はマンションの2階に住んでいます。
いつも階段を使って自分の部屋に帰ります。
今日、家に帰ると階段に子供の靴跡がついてました。
「どこかの子供が遊んでいたんだな」と思いました。
その次の日も階段に靴跡がありましたが特に気にしていませんでした。
ある日いつもの様に帰ると、家の前まで靴跡が続いていました。
「あれ…?」
その靴跡は私の家の前で止まっているようにみえ、私は気持ち悪くなりました。
次の日、家を出ると昨日みた靴跡はなくなっていました。
そしてその日、家に帰るとまた靴跡がり、家の鍵はかかっていましたが、ドアをあけると玄関にも靴跡が…。
私は恐る恐る家の中に入りました。
「誰かいるの〜?」私は大きな声を出しました。
何の反応もありません。
靴跡以外は変わったことはありませんでした。
その日を境に家の周りで靴跡を見付けることはありませんでした。
そして気のせいかも知れませんが、1度女の子が部屋の隅で立っているのをみたことがあります。
その後、私は直ぐに引っ越しをしました。

階段の靴跡120810.jpg
posted by ハンドルネーム:六角 at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪談

2012年01月07日

耳なし芳一


耳なし芳一(みみなしほういち)は、安徳天皇や平家一門を祀った阿弥陀寺(現在の赤間神宮)を舞台とした物語、怪談。
小泉八雲の小説『怪談』にも取り上げられ広く知られるようになる。
古くは耳切り団一である。


阿弥陀寺に芳一という盲目の琵琶法師が住んでいました。
芳一は平家物語の弾き語りが得意で、特に壇ノ浦の段は「鬼神も涙を流す」と言われるほどの名手だった。

ある夜のこと、和尚の留守の時、突然一人の武士が現わる。
芳一はその武士に誘われて「高貴なお方」の屋敷に琵琶を弾きに行くことになりました。
盲目の芳一にはよくわからなかったが、そこには多くの貴人が集っているような感じを受けました。
壇ノ浦の戦いのくだりをと所望され、芳一が琵琶を弾き始めると皆熱心に聴き入りました。
しかし、語りが佳境になるにしたがって皆声を上げてすすり泣き、激しく感動している様子で、芳一は自分の琵琶への反響の大きさに内心驚きました。
芳一は七日七晩の琵琶を頼まれ、夜ごと出かけるようになりました。

和尚は目の悪い芳一が夜出かけていく事に気付いて不審に思い、寺の男たちに尾行を頼みました。
すると芳一は一人、平家一門の墓地の中におり、平家が崇拝していた安徳天皇の墓前で無数の鬼火に囲まれて琵琶を弾き語っていた。
寺の者たちは慌てて芳一を連れ帰り、和尚に問い詰められた芳一はとうとう事情を打ち明けた。
これは危ない、このままでは芳一が平家の怨霊に殺されてしまうと和尚は案じたが、生憎夜は法事で芳一のそばについていてやることが出来ない。
そこで寺の小僧と共に芳一の全身に般若心経を写し、芳一に今夜は武士が迎えに来ても返事をするな、と堅く言い含めた。

その夜、芳一が一人で座っていると、いつものように武士(平家の怨霊)が芳一を迎えに来た。
しかし経文の書かれた芳一の体は怨霊である武士には見えない。
芳一が呼ばれても返事をしないでいると、「声も聞こえない、姿も見えない。さて芳一はどこへ行ったのか・・・」という声が聞こえる。
そして怨霊は、耳だけが闇に浮いているのを見つけ、「芳一がいないなら仕方がない。証拠に耳だけでも持って帰ろう」と芳一の耳をもぎ取って去った。

朝になって帰宅した和尚は芳一の様子に驚き、一部始終を聞いた後に芳一に詫びた。
芳一の身体に般若心経を写経した際、小僧が耳にだけ書き漏らしてしまった事が原因であった。
その後、怪我は手厚く治療されこの不思議な事件が世間に広まって彼は「耳なし芳一」と呼ばれるようになった。
琵琶の腕前も評判になり何不自由なく暮らしたという。

耳なし芳一.jpg

これが耳なし芳一の御堂です。

この寒い時期に怪談話を書いてみました。
この耳なし芳一の話と御堂を見て身体が寒くなりましたら、長門湯本の旅館「六角堂」迄、温泉に入り身体を温め、美味しい食事を食べ旅の疲れを落としてみませんか?!!
お待ちしてます。

posted by ハンドルネーム:六角 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪談

2011年07月24日

ちょっこし怖い話「完結編」

お題「使用禁止のトイレ」

・とある学校の4階にある女子トイレの奥から2番目のドアは閉まっていて
「使用禁止」の貼り紙がしてあります。
そんな状態が半年以上も続いたので、
「あの中には幽霊がいる。」
という噂がたちました。

ここの学校に通うAさんは、噂が本当かどうか確かめようと思いました。
(女性なのに勇気ある行動ですね。)
放課後、Aさんは1人で4階のトイレで行き、
「コンコン…」と噂のトイレのドアをノックしました。

すると中から、
「コンコン…」とノックが返ってくるではありませんか!!
Aさんは驚きました!
次にトイレットペーパーを中に投げ込みました。
すると投げた筈のトイレットペーパーが戻ってくるではありませんか!!
「誰かいる」
そう思ったAさんはドアに体当たりしました!
ドンドンッ!ドンッ!ドン!
Aさんは力いっぱい何度も体当たりしました。


すると「ギギィ!」という音を立ててドアが開きました!
Aさんは中に入りましたが、そこには誰もいませんでした。
「バタンッ!!」
突然ドアが閉まり、Aさんはトイレに閉じこめられてしまいました。
「やっと……外に…出られ…る…。」
かすれた声が聞こえました。そして……
「次にドアを開けてくれる人が現れる迄、おまえはここから出られないよ…」
というかすれ声が聞こえてきました。

posted by ハンドルネーム:六角 at 14:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 怪談